お知らせ

アート体験

 今日のアート体験は一昨年度まで9年間、奈良女子高等学校の美術の講師をされていた奥中章人先生にお願いしました。奥中先生は、奈良女子高等学校の講師をされていた時から全国でワークショップを開いておられるアーティストで、開隆堂出版の図画工作の教科書(5・6年生)にもその作品が掲載されていて、来年の大阪万博にも出展されるそうです。
 今日は、そんな奥中先生が奈良女子高等学校講師時代に開発された大きなビニールシートを使ったワークショップを子どもたちが体験しました。その様子をご紹介します。

大きな風船をつくる

 まずは大きな風船づくり。奥中先生と一緒に年長「つき組」さんが作業を…。

業務用のビニールシートを遊戯室に広げます。
遊戯室の縦いっぱいに広げて、
二つ折りになっているシートをはがして、
大きく、大きく広げます。
そうして、もう一枚。同じうように作業を進めていきます。
全部で3枚。ビニールシートが遊戯室いっぱいに広がりました。
ビニールシートとビニールシートをテープでつなぎ合わせます。
さすが年長さん! 頼りになります!
ふわ~っとすると、こんな感じに…。
さらにビニールシート2枚をつなぎ合わせて、もっと大きなシートにしていきました。
二重になっているビニールシートの上のシートにマジックで絵をかきます。
どこに描いてもいいので、みんな自分の好きな絵をどんどん描いていきます。
みんな楽しそうですね。
この日は、保育学院の1回生の観察実習の日で、たくさんの学院生も来てくれました。

そのころ、年中「ほし組」さんは・・・

 アート体験はクラスごとにしましたので、順番待ちのクラスは園庭で遊んだり…。年中「ほし組」さんは、自分たちの順番までは園庭で楽しく遊んでいました。

それぞれ好きな遊びを…。
タイヤと板で一本橋を作って…
ゴールではバスケットボールを…
ブランコ遊び
砂場で…
ままごと遊び
後片付けまでしっかりとできました!
さすが、「ほし組」さん‼

年少「さくら組」さん

 年長「つき組」さんが作ってくれた風船に年少「さくら組」さんがやってきました。まずは少し空気を入れて、ふわふわの雲のようにして風船の感触を楽しみました。

雲の上にいるみたいだね。
雲の上で、「はい、ポーズ!」
「さくら組」さんも絵をかき始めます。
寝転がって、自由な姿勢で好きな絵を…
仲良く並んで…
みんな、好きな場所に思い思いの絵を…
描けたら、風船に少しずつ空気を入れていきます。
わあっ、膨らんできた!
感触を楽しむ子どもたち
こんなに大きく膨らみました。そして、ここからは第2弾。
風船の中に入って絵をかきます。
やっぱり好きな姿勢で、好きな絵を…。
はじめに描いた絵は、天井に!
みんなで、自分が書いた絵を探しているところ。
風船の壁に描くのも、もちろんOKです。
いろんな色を使って楽しんでいました。
描き終わると外に出て、
外から風船に触り、描いた絵を眺める子どもたち。

ここからは、年中「ほし組」さん

まずは一列になって風船の周りを早歩き。すると、歩いた後ろの風船が少し揺れます。
空気圧の関係で風ができる原理を体験。
そのあとは、外から絵をかいて…
高いところにも描きたいな。
風船の中から見ると、こんな感じ…
何を描いているのかな?
奥中先生の顔を描いているところ
内側から見たところ。
「ほし組」さんも風船の中に入って絵を描きます。
しっかりと描いているね。
あらあらっ、天井が下がってきたよ。
風船の中から、天井にも絵を描きました。
大きな丸。誰が描いたのかな?
どこに描いてもいいなんて、楽しいね。
だんだんと風船アートが出来上がっていきます。
ここで、交代。最後は、もう一度「つき組」さんが。

「つき組」さんと・・・

 最後はビニールシートをつなぎ合わせた年長「つき組」さんです。「つき組」さんは、自分たちがつなぎ合わせたビニールシートがどうなっているのかは、まだ知りません。遊戯室に入ってくると…、

「わあっ!」とみんなびっくり!
早速、感触を確かめます。
年長さんが外にいる間に、2歳児・満3歳児クラスのお友達が風船の中に…。
「りんご組」さんもアート体験です。
年長「つき組」さんは、外から絵を…。。
「つき組」さんも奥中先生の顔を!
もちろん、年長さんも中に入って絵を描きます。
自分たちが作った風船なので、本当に楽しそう!
仲良し二人組。
「りんご組」さんと「つき組」さんと一緒に
寝転がって天井を見る。気持ちいいね。
こんな感じで天井が見えます。
楽しい共同作品が出来上がりました。
奥中先生、ありがとうございました。

 出来上がった作品は、11月30日に予定している作品展で園庭に展示をし、保護者の皆様にも風船の中に入ってもらってアート体験をしてもらおうと計画しています。雨が降ったり、強風が吹いていたりすると実施できなくなるかもしれませんが、その時はお許しを( ;∀;)・・・