お知らせ

東大寺大仏殿見学と玉ねぎの皮染め

 今日は、年長「つき組」さんの東大寺大仏殿見学の様子と、年中「ほし組」さんの玉ねぎの皮染めの作品をご紹介します。
 まずは、大仏殿の見学から。子どもたちは園バスに乗って出かけていきました。

バス停で置いてからは鹿さんをよけながら南大門に向かいます。
お土産屋さんには見向きもしない(?)で…。
南大門!
仁王さんの前を通って、いよいよ大仏殿に…。
東大寺の森本公穣師が迎えてくれました。
並んで中に入ると
目の前には、大仏殿が!
ここで、森本先生から大仏殿のお話を、クイズのように楽しく話していただきました。みんなが見ているのは、
屋根の上の鴟尾しび)。「何かの一部分なんだよ。何の一部かな?」という問いかけに子どもたちは、
「葉っぱ」「クワガタの何か」「馬の顔」など、さすが子ども!という答えが続出。なかには「お城の上に乗っているやつ」という、ほとんど正解の答えもありました。
なかに入ると、「大仏殿は、大仏様のお家。みんな、ひとのお家に行ったら帽子を脱いで、挨拶するよね。」とおっしゃって、
まずは脱帽して、お参りを。
そのあとは、大仏殿のなかを一周しながらいろいろと説明してくださいました。
昔の東大寺には七重の塔があったんだ!
そして、いよいよ上にあがらせていただきます。
子どもたちは、大仏様のすぐ下で、大仏様を見上げながら、森本先生の説明をしっかりと聞いていました。
お顔を見上げているところ
子どもたちからは、こんな感じで見えてます。
「大仏様の手には、水かきがあるんだよ。」とその説明もしてくださいました。そのあとは、大仏様の周りを一周して…。
最後に、子どもたちは、聞きたいことや分からないことを質問していました。
降りる前に、正面からもう一度手を合わせてお参りを…。
こんな近くでお参りできる経験は、もうないかもしれないね。
約1時間30分。森本先生、ありがとうございました。
鏡池の前から大仏殿をバックに記念写真

 はじめの予定では、このあと奈良公園でお弁当をいただいて、少し降園を散策して秋探しをしようと計画していたのですが、天気予報が微妙だったため、今日は幼稚園に帰ってお弁当をいただきました。結果的には雨は降らなかったので、当初の予定でも大丈夫だったのですが…。残念です。

玉ねぎの皮染め

 年長さんが大仏殿の見学に行っているときに、年中「ほし組」さんは玉ねぎの皮を使った染め物をしていました。バンダナを折りたたんで洗濯ばさみで止め、それを染めていきます。
 午後からは、いよいよ仕上げの工程です。

染めたバンダナを園庭に持ってきて、
まずは水洗い。
そして、洗濯ばさみを外していきます。
すると、洗濯ばさみで挟んだところが染まらずに白抜きに…。
広げていくと…、
こんなきれいな模様が!
子どもたちは、「めっちゃ、いい!」と大興奮❣
「見て、見て‼」と先生に、
友達どうしでも見せ合いっこが始まりました。
一人ひとり模様や染まり方が違うのがいいですね。
「スカートになるよ。」と見せてくれたお友達。
あとは乾かして完成です。

 子どもたちの作品は30日(土)の作品展に出品します。楽しみにしてください。