お知らせ

思い出保育「森の教室」最終日

 11月23日(土)は勤労感謝の日でしたが、本園では年長「つき組」さんの「思い出保育」の行事を行いました。9月から黒髪山キャンプフィールドを活動場所にして7回実施してきた「森の教室」の最終日に位置づけ、親子でオリエンテーリングや自炊、キャンプファイヤーを楽しんでもらいました。その様子をご紹介します。

オリエンテーリング

 思い出保育は夜のキャンプファイヤ―までの長時間の活動となることから、お昼12時集合で実施しました。開会式を行った後はオリエンテーリングのはじまりです。7つのグループに分かれて、森の中に入っていきました。

 森のなかには先生方や奈良教育大学ユネスコクラブの学生スタッフさんが「森の番人」としてクイズやミッションを課していました。

ここでは、グループ名を決めてみんなで気合を入れるミッションです。
楽しい名前や元気なグループには、あとでボーナス点が入りました。
「冒険の橋」
親子で渡ると楽しさも倍増です!

一番難しいミッション「セミの抜け殻探し(制限時間90秒)」です。想定した抜け殻は1つでしたが、さすが、子どもたち‼ 想定外のところにあった抜け殻も、2つも見つけてしまいました。

一生懸命探している姿
残り2秒で「あった!」と・・・。みんなで確認です。
見つからなかったグループは罰ゲーム。
セミになって木に抱きつき、「ミ~ン、ミ~ン」と鳴いてもらいました。
ロッジに登るミッション
ドラえもん広場でグループ写真を撮ってもらうミッションも入れまいた。
ゴールです。制限時間は50分。1時間と勘違いして9分の遅刻(45点減点!)のグループもありました。残念( ;∀;)
戻ってきたら、途中で拾ってきた秋の材料で遊び道具作りをしました。
作った遊び道具の発表会
オリエンテーリングの優勝グループには、「ジェシカオリンピック」で「つき組」さんが勝ち取った保護者対抗リレーの優勝カップを授与しました。

豚汁つくり

 オリエンテーリングを楽しんだ後は「豚汁」作りです。デイキャンプサイトを使って3グループに分かれて作りました。子どもたちは洗う係や野菜を切る係などに分かれていましたが、みんな自分の担当以外も手伝いながら、豚汁作りに挑戦していました。パパさんもたくさん参加してくださり、薪わり、火起こしから火の番までしてくださり、おいしい豚汁が出来上がりました。

具材をチョイスして・・・
火起こしには、オリエンテーリングで拾ってきた薪も使いました。
野菜を洗っているところ
冷たい水でしたが、みんな一生懸命洗ってくれました。

 野菜を切るところは、手を切らないようにママさんに手伝ってもらいながら子どもたちが挑戦しました。自分のお子さんだけでなく、グループの子どもたちみんなに、やさしく教えてくださった皆さん、ありがとうございました。

 切った野菜はお鍋の中に・・・。

 火の番は、パパさんたちの仕事です。日頃からキャンプファイヤーなどで慣れている方々も多く、和気あいあいと進んでいきました。

 薪わり体験。普段はなかなか体験することができませんが、この日はパパさんに教えてもらいながら挑戦していました。

「いただきま~す。」は全グループ一緒に。お家から持参した「おにぎり」と一緒に作った豚汁をいっただきました。

どのグループも完食です! 「ごちろうさまでした。」とてもおいしかったです。

キャンプファイヤー

 お腹いっぱいになって、後片付けも終わったところで「思い出保育」最後のプログラム、キャンプファイヤーです。この日の日の入りは午後4時48分ですので5時からのキャンプファイヤーの時は、あたりは真っ暗になっていました。そうしたなか、火の神が登場してキャンプファイヤーが始まりました。

キャンプファイヤーでは、楽しく体を動かすゲームで盛り上がりました。
「アブラハムの子」でも盛り上がっているところ
奈良教育大学の皆さんにも、一つ出し物をお願いしました。
子どもたちの大好きな「ピヨピヨさん」の登場です。
子どもたちは、最後まで楽しんでいました。
最後は炎も星になって静かにキャンプファイヤーの幕が閉じました。
キャンドルのトーチの灯に導かれて集会場に戻って閉会式です。
担任の先生の感極まる場面もありましたが、楽しく「思い出保育」を終えることができました。
今回の「思い出保育」のスタッフ一同。

 奈良教育大学ユネスコクラブのみなさんには、第1回目から連続してお世話になりました。また、この日は、奈良女子高等学校の養護の先生にも来ていただきました。みなさん、ありがとうございました。
 「森の教室」では、毎回、黒髪山キャンプフィールドの黒木さんにも大変お世話になりました。ありがとうございました。こうしたたくさんの皆さんの支えがあって、この「思い出保育」を無事終えることができました。
 保護者の皆様には、祝日にもかかわらずご参加いただき(しかも勤労感謝の日なのに”勤労”していただいて…)、ありがとうございました。年長さんは、あと4か月で卒業となりますが、卒業まで、まだまだいっぱい成長していきます。私たちも全力でサポートしていきますので今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。